No.3rd

こっちは趣味とか好きな事とかの事

NO MUSIC NO LIFE

中学から20代半ばまで

バンドをやっていました。

ボーカルとギター。

今もたまにギターは弾く

ほとんど売っちゃったけど

Fender Mexicoのストラトだけ残ってる。

初めてのバイトで初めて買った物だから

思い出もひとしお。


音楽はいつもアップルのサブスクで聞いてる。


アプリが選んだくれる"自分へのオススメ"を

だいたい通勤の時に垂れ流してる。


帰り道、とても懐かしい曲がかかった。

こいつ…何でわかったんだ?って思った。


流れてきたのは

谷口宗一

小学校高学年の頃に

周りの子らはたしか、

ブラザートムさんとか聴いてたと思う。

そんな中からすれば

ホコ天イカ天何かから出てきた

アイドルバンドのソロを聴いてる小学生なんて

スゴくマイノリティだった。


なかなか音楽の趣味が合う友達に出会えず

CDを買うお金もなかったので

塾が終わり家に帰ると

早く寝ろと怒られるまで

RADIO headだった。


好きな音楽が流れると

曲の途中でも録音したりした。


母方の叔母さんから譲り受けたラジカセは

ヘビロテには耐えられなかったんだよなぁ。


小学校6年の春

所属していた少年野球チームのコーチから

"どんな音楽好きなんだ?"

と話しかけられた

きっと大人達でそういう話題が出たのだろう

初めて自分の好きなアーティストの話しが出来る人に出会った。

オススメの曲や面白いラジオ番組の話しなど

沢山教えてもらえて、

毎週野球の練習が楽しみだった。


僕の時代は、秋の大会が終わると6年生はチームから卒業するのが通例だった。

最後の日

コーチからプレゼントをもらった。

初めての愛機となった

Fender Japanの赤いストラトキャスターだった。


それが、一時音楽を志したきっかけだったかなぁ。


頂いたギターで

ただがむしゃらに弾いていた時期が

ひどく懐かしく思える。

そりゃそれからもう35年?くらいたってるし。


今はスゴく恵まれた環境だなって思った。

新しい曲も懐かしい曲も

指一本ですぐ聴ける。


指先はもうプニプニになっちゃったけど


いつかまた

あのメンバーで

何かを奏でられる日がきたら

きっと心から笑えるんだろうなぁ。